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ベトナム経済の懸念

フジサンケイビジネスによると、現在アジアにおいて、インフレ懸念が高まっている。消費者物価指数が4月は台湾以外の中国、香港、インドネシア、フィリピンなど全て上昇した。アジアにおけるインフレの懸念は収まるどころか、一部の国で発表された5月の数字を見ても悪化の一途をたどっていると伝えている。

さらに周辺を圧倒するのはCPI(消費者物価指数)の上昇率が4月に21.4%、5月に25.2%となったベトナムで、その株価指数は5月5日の521.28から6月3日の401.20まで19営業日続落だった。昨年10月につけた高値1110.78からは64%下落したことになる。

ベトナム経済は予断を許さない。CPIは13年ぶりの高水準にマンション相場の下落や国内労働者のデモの頻発などがあったりしてますます悪い材料ばかりである。1997年にアジア金融危機を誘発したときよりも悪い水準に落ちてきているということである。

さらにモルガン・スタンレーは対米ドルで劇的に下落すると予測し、格付け機関フィっチは「安定」から「ネガティブ」に格下げしたのである。ここまで落ち込むと投資の対象としてどうなるかというところまで来ているようにも思えるが、ゴールドマンサックスはウェイトをシフトしアンダーウェイトとしている。

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